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    名曲はいいね~♪其の13  『The Man I Love』

    今夜は久しぶりに名曲・名演を聴きたくなりました。

    『The Man I Love』

      ジョージ・ガーシュイン作曲(1924年)のバラードですが、今や大スタンダードのこの曲も、それまでには紆余曲折があったらしいのです。

      ミュージカル「レディ・ビー・グッド」のための曲で本公演前に地味すぎると、没。その年のコンサートでは『ザ・ガール・アイ・ラヴ』として唄われましたが、全くウケなかったらしい。27年にはミュージカル「ストライク・アップ・ザ・バンド」で歌われたが、これもウケなかったのですよ。翌年の28年、ミュージカル「ロザリー」でもカットされたとか。
      仕方なく、イギリスのマウントバッテン卿にガーシュインから楽譜が送られ、そこのバークリ・スクエア楽団で演奏されて、はじめて火がつき始めたのです。インストの演奏からなんですね。そしてアメリカに逆輸入され、大ヒットし、ガーシュイン兄弟の最高傑作と呼ばれるようになりました。苦節何年という代物ですね。

      歌の内容は、独り者の女が未だ見ぬ恋人の事を想う夢見心地の歌、
    「私の愛する人はいつか現れる。それは日曜日、それとも月曜、火曜かしら」
    客観的に見ていつ現れるともしれぬ「彼氏」を空しく待つ哀れな女のブルーな曲と言う事でしょうか。

    ビリー・ホリデイをはじめ、エラ、サラ、カーメンそしてダイナ・ショアがそれぞれ個性的に歌っていますが、これほどのバリエーションはこの曲の奥深さの所以でしょうね。インストでは”喧嘩セッション”で有名なマイルスのは、一度は聴いておくべき決定的演奏だと思いますよ。しかし、今日は、アップテンポで演奏したアート・ペッパーでどうぞ!



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    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    参考図書
    「ジャズの歴史物語」油井正一著(スイング・ジャーナル社 1972)
    「ジャズランド ’76 8月特大号」(海潮社 1976)
    「名演!Jazz Standards」FM東京セレクト・ジャズ・ワークショップ制作グループ&日本たばこ産業株式会社アド企画室編集(講談社 1989)
    「ジャズ批評 No.108 特集スタンダード・ナンバー」(ジャズ批評社 2001)




    テーマ : JAZZ
    ジャンル : 音楽

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    プロフィール

    香川秀夫

    Author:香川秀夫
    【年齢】 ウーン、若いつもり・・・
    【性別】 男
    【誕生日】 桜咲く頃
    【趣味・興味】
    テナーサックスを少々、最近はアルトも。
     『長屋ほーんず』に所属
      (サックスだけのビッグバンド)
    音楽(ジャズ・スウィング系)
    古代史(とくに古事記以前)
    読書・映画鑑賞(アクション・SF)
    写真(風景、神社etc)
    天文・ウォーキング
    【嗜好品】
    酒(バーボン・芋焼酎)・珈琲
    パイプスモーキング、
      しかし今や禁煙歴6年
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